シャツイン?シャツアウト?

ズボンのウエストのところに、シャツをしまい込んで、ベルトがきちんと見えているのが「シャツイン」で、その裾を拡げて、外に出しているのが「シャツアウト」。

ファッションの話で言うと、最近は「前だけイン」っていうのがトレンドらしいです。
世の中のトレンドを追いかけてこなかった、わたしにはとんと遠い話です。

あ、そういえば、健康診断に行くと、上衣をまくっていただくのですが、シャツの裾を、パンツ?モモヒキ?の中にいれておられる方、ときどき見かけます。
重ね着されている場合は、それぞれ交互に入れておられることがあり、虫除けなのか、防寒なのか、厳重なことだなあ、と思います。
なんとなく、現金書留の封筒を思い出すのですが…みなさま覚えていらっしゃるでしょうかしら?

そんなシャツイン、ですが、気温が高くなってきている世間では、ちょっと注意が必要なのだそうです。
特に夏場のスポーツの時。

2022年の記事ですが「マナーか健康か サッカー「シャツイン」の熱中症リスク」という記事がありました。

シャツインで運動をしばらくしたあと、「そのままシャツインを続けた」二人と、「シャツアウトにして休息した」二人で、ずいぶんとサーモグラフィーの温度が違います。

画像は上記記事からお借りしました

なるほど?

ということで、最近わたしも、通勤の時間はシャツアウトで過ごすことにしました。
たしかに風が通るようになって、汗がこもりづらくなります。

問題は、もとの記事にもあるように「だらしない」という話が出てくることと、それから、激しい運動をしている場合に、シャツアウトだとすそがまくれ上がったりして、その下が見えてしまったり、あるいは、肌を直接こするような傷が発生したりする危険性が上がる、っていうことでしょうか。

まあ、炎天下でのスポーツをやめたら良いのですけれど…
なかなかそういうわけにもいかないのかもしれません。
サッカーはまだシャツを入れるか、出すか、みたいな話が出てきますが、野球となると、それこそ長ズボンに、ベルトをつけて、アンダーシャツだったり、ユニフォームだったり、けっこうな厚着になります。夏場、本当に心配になりますが…。くれぐれも熱中症にはご注意いただきたいものです。