このクリニックには内診台がありません

にしむら漢方内科クリニックは、婦人科を標榜しているクリニックですが、内診台がありません。

ですので、婦人科的な診察が必要な方は、ご相談して、近隣の婦人科クリニック(わたしのところも婦人科クリニックですけれど…)をご紹介することになります。

どうしても、小さいクリニックの中に、内診台のスペースを確保するのが難しかったことと、それから、漢方の診療と同時に婦人科のことを考えるとなると、およそ倍の診療時間がかかる、ということで、漢方を中心とした診療に寄せる形のしつらえにしました。

詳しい検査ができない、という意味では「弱点」ではあるのです。ですが、産婦人科の受診を考える中で「やっぱり内診があるかもしれない」ということが不安だったり、気持ちの中でハードルになって、受診を控えておられる方もあるのかもしれない、と思います。

もちろん、内診が不要、というわけではありません。状況によって、やっぱりそれでも検査が必要、という場合もあると思います。

そういうときは、きちんと説明して、その必要性、というか、今、この検査を受ける必要性と、受けなかった場合のリスクをちゃんとお話して、納得していただいた上で、ご紹介、ということも可能ではないか…と思っています。

産婦人科は、同性の先生でないと、とおっしゃる方も割と増えてきました。産婦人科を担当する女性の先生も増えていますから、ニーズとしては、あってきている、のかもしれません。

わたしは残念ながら、性別が男ですから、女性の医師、ではありませんが、長年産婦人科の仕事をやってきました。お困りごとがあれば、またご相談いただけたら、それなりに良いお返事をさせていただけることもあるかも知れません。もちろん、いろいろな異常を早期に発見して、ということの安心、もありますので、子宮癌検診を含めて、いわゆる婦人科クリニックを受診していただくことは、大変良いことだと考えております。

いつごろ、どのようなタイミングで婦人科の診察を受けて頂くのか、ということについては、受診して頂いたところでまたご相談いたしましょう。