パソコンとタブレット
先日、アップルコンピュータが、新しいノートパソコンを発表したのだ、という話が流れてきました。
MacBook NEO、なのだそうです。
MacBookのノートパソコンが為替の事情や、あるいは半導体の値上がりで、軒並み値上がりした中で、廉価版を打ち出して、学生さんたちに…とやっておられるのだとか。
へええ…。と読んでいた記事に、「つまり、アップル社は、今までのiPad+キーボードのスタイルではアウトプットに向いていない、ということを認めた」云々、ということを書いておられる方がありました。
iPad、便利ですよねえ。軽いし、携帯に便利だし。画面はそれなりに大きいし。
問題は、キーボードあたりにあるのがひとつ。
それから、スマホでも似たようなことが起こるのですが、アプリの画面を切り替えると、今さっきまで使っていた画面が「接続が切れました」とか、そういう形で動かなくなることがあります。
あれ?わたしの設定の問題でしょうかしら?
近年の学生さんの中には、レポートをスマホ(ないしはタブレット)で済ませてしまわれる猛者もいらっしゃるようで、パソコンのキーボードを使うのが、社会人になってからはじめて、というような事も時々あるのだそうです。
フリック入力の方が早い、っていうのも、すごいなあ、と思うのですが、わたしはキーボードが必要な世代の人種でした。
わたしが自分で最初に購入したのは、iBookと呼ばれるノートパソコンでした。

https://www.inversenet.co.jp/pclist/product/Apple/M7619J%252DA.html から画像をお借りしました。
その前にはワープロというのを使っていた世代です。ワープロはいまや、完全に絶滅危惧種になってしまいましたが…当時は売り場いっぱいに並んでいたんですよ…と昔語りをしてみたりします。
このパソコンを選んだ理由のひとつは、キーボードの打鍵感にありました。
きっと、キーボードから帰って来る感触というのが、わたしの思考にも影響を及ぼしているのではないか、と思います。
フリック入力にはその良さがあるでしょうし、スマホやタブレットの限られた画面の中で効率的に入力操作をするには、大変有効なシステムなのだろうと思います。
この指先の方向によって、単語に対する感覚が変化しているのではないか、という論文がありました。
どうやら、上向きに指を動かす操作が多い単語は「自分から遠ざかる」ということで、親近感が減り、下向きに指を動かす操作が多い単語は「自分に近づく」ということで、親近感が増すのだそうです。日本語では「う」段の音があると上向きで、「お」段の音があると下向きになります。「おこと」とか「おそろい」とかは親近感が強くなる、ということでしょうか。「もともとの日本語の音韻による影響も考慮せねばならないが」とは書いてありましたが。
なるほど?
この先、フリック入力と、キーボード入力で、文章の雰囲気が違ってくる可能性もありそうです。
それと、タブレットの限界?みたいなものが、関係しているのかどうかはわかりません。今のキーボードの配列が理想的、とも言い切れないものでしょうし、今後、もっと便利になってゆくのかもしれません。
(最近は、音声を録音しつつ、文字起こしをして、それをAIが要約してくれる、というようなサービスもあるようです。これはまた、ぜんぜん別の形のアウトプットになりそうです)
とはいえ、しばらくはこの「画面とキーボード」というスタイルが、続くのかもしれないなあ、と今回のMacBook NEOの発売を見ながら、思ったところでした。













