不整地をあるく
先週末に、ちょっとした用事があって、琵琶湖の近くまで行ってきました。
びわこの湖岸周囲は、散歩道というか、ランニングコースなどにもなっているようで、休日だったこともあって、親子連れなどが行き交う場所でした。
湖岸は、大きな石を並べて、階段状に仕立ててあります。
ふと、そんな「でこぼこ」が多いところを歩いてみたのでした。

普段歩いている平坦な道とは違います。
足もとをしっかり見て、次の一歩をどこに置くのか、段差はどのくらいあるのか?などを考えなければなりません。
こういうでこぼこの道ですから、よそ見しながら、スタスタ歩く…ということはしづらいわけです。
昔、妊婦さんに「歩くことだけを目的に散歩してください」という指導をしていたことがあります。
しっかり歩いてください。1日3時間くらい。そして、買い物とか用事のついでじゃない形で…というのが指導の内容でした。
歩いておられた方は、ずいぶんとお産がスムーズになっておられたように記憶しています。
こうした歩く、ということが、歩いた場所によっても、だいぶ違うんだろうなあ…と思いました。
わたしたちの社会は、バリアフリーを目指す、という流れがあります。
車椅子や、あるいはベビーカーみたいな、車輪のついた乗り物が、スムーズに進めるような道は、どうしても平面が大事になります。
が、元気なヒトは二本足ですから、必ずしも、真っ平らな地面でなくても良いわけです。
時折、こういう不整地を歩くことで、歩く、ということの再発見ができるような、そんな気がしました。













