前世のはなし

「前世」ってものを、見ることができる、らしいです。
最近のAIさんに聞くと、前世を知るためには…?っていうのも答えてくれます。
退行催眠的なものを用いた「前世療法」を受ける、というのが一つ目の内容でした。
他には夢そのもの、とか、瞑想とか(瞑想で前世が見えるならそれはそれで大変でしょうけれど…)、あるいは、ヒーラーさんや霊能力者さんに読んで貰う、というような内容になっていました。
わたしも、そういえば、以前、ひとの前世がわかる、という方にお目にかかったことがあります。
そういう話になると、次の一言って、たいていの場合は「わたしの前世、わかりますか?」って質問になることが多いのだそうです。
なるほど。確かに、わかるひとが居るなら、その人に尋ねる、というのが、まあ普通の反応なのでしょう。
わたしの口からでた言葉は「それ、どうやって見るの?」って手段の方だったようです。
(昔の日記を見ていたら、そんなことを書いていました)
結局、見たからといって、それが嬉しい話にばかり繋がるわけでもありません。昔の偉人だった、なんて記憶は出てこないことの方が多いみたいです(偉人の記憶は、現代人の中に分割されて出てくることもあります。なので、しばしばキリストの生まれ変わり、という人が複数存在する、みたいなことも起こるそうです)。
大事なことは、何が見えても、どのような景色であっても、それをそのまま受け入れること、なのだそうです。
「そんなはずじゃなかった」とか「これは浮かばれない」とか、現代の価値から見たら、いろいろとツッコミどころもあるのでしょう。
そういう失望感とか意外性みたいなものもまるごとのみ込めるようになっていくことで、前世の感情を引きずることが減ってゆく、ということなのかもしれません。