子どもこそ未来
クリニックの入っている京都友禅ビルの南側には、保育園があります。ちょうどクリニックの窓が南向きですので、ここををあけて、下を覗き込むと、園庭が見えます(…が、建物の設計上、なかなか危険なことになります…ので、窓は開けないようにしています)。
昼間は園庭で遊ぶ子どもたちの元気な声が聞こえてくることがあります。
子どもは社会の宝ですから、本当にここにたくさんの子どもたちがいることが、ありがたいことなんだなあ、ってしみじみ思います。
少子化が急激に進んでいるようで、昨年は出生数が70万人台、と言っていたのですが、今年は70万人を割り込む見込み、だそうです。どうしても、お産ができる年齢の女性が少ない、ということと、結婚・出産年齢が上がっていること、などがその理由になっているようですが…。
世界的に見ても、ほとんどの国で少子化が進んでいるのと同時に、医療や保健衛生が充実してきたことで、高齢者が増えている、というのが実状のようで、少子高齢化社会は世界的な流れのように見受けられます。
日本の話に戻ると、年齢の中央値が50歳くらいにあるそうで、50歳以下の人口と、50歳以上の人口だと、若い人の方が少ない、という話になっているようです。
そりゃ、人口が少ないと、そこを対象にしたサービスも減りますよねえ…。
20年ほど前は、まだ手頃な価格帯の子供服ブランドがありましたが、今はうっかりするとスーパーでは子供服の取り扱いが縮小していたりして、ユニクロ一択、みたいな流れになってしまっています。
「子どもこそ未来」という標語がありましたが、まさにその通りですから、子どもたちと、子どもたちが育っていく環境を大事にしてゆきたいものです。