接客業の緊張

先日、とあるドラッグストアで買い物をしていました。カゴに商品を入れて、レジに行ったのですが、ずいぶんとお客さんが並んでいます。
おお。ちょっと待たねばならんやつだなあ。レジ応援の店員さん、来ないのかなあ…?なんて思いながら、しばらく待っていたのでした。
なんだか、人手が多かった時代は、「お客さんは待たせてはいけない」みたいな緊張があったように思います。
さいきん、そういう緊張…をしているどころではない、というくらい人手が足りていないのでしょうかしら?
…なんてことをぼんやり考えながらでしょうか、そこで待ちながらレジの店員さんを見ていたのですが、よくよく考えてみたら、店員さんにとっては、ご自分の勤務終了までに、レジ打ちが終わればそれで十分良いわけです。
いま、大慌てで対応して、またお客さんが来ない時間帯があって…みたいな波に、いちいち反応して、手間暇が増えたとしても、それでお給料が上がるわけでもありませんし。
待っている方としては、そりゃ、早い方がありがたいわけです。とはい、まあどこかのアトラクションみたいに何時間待ち、とかではありません。体感としては、5分くらい…実際には待っている時間、って長くかんじますし、それほど待っていたわけでもないはずです。
それでも、「早く対応してもらえないかな…」って思ってしまう。うん。だいぶ甘やかされてしまいましたねえ…。
その「甘やかし」に呼応している、というか、「甘やかし」を蔓延させてしまった、という、日本の小売店舗。
この日本で、接客業務をなさっている方の緊張具合は、なんともすごいことになっているなあ、と思います。
以前、インドに行く途中でトランジットしたのはインドネシア、クアラルンプールの国際空港でした。
24時間営業の空港でした。トランジットの都合で、ずいぶんと(8時間くらい?)待ったのですが、その間あちこち観察して時間をつぶしたのでした。夜間、空港内のお土産販売など、店舗は開いているのですが、店員さん、イスに座って居眠りしておられたり、あるいは、店員さん同士で仲良くお喋りに盛り上がっていたり。
こちらも買い物を、ではなくて、時間つぶしに見ている程度ですから、それで良いわけです。
日本だと、「客がいる場所で、店員が座っているなんて!」とかそういう形で意見が届いたりするらしいのですが…。
もうちょっと、みんなで、ノンビリしようよ、と思ったことを、ふと、振り返ってみたのでした。



