替え玉

わたしは福岡県の高校を卒業したのですが、母校のすぐ隣にはラーメン屋さんがありました。
今でも残っていて、変わらない味を提供しているはずです。
福岡県のラーメン屋では、「替え玉」というサービスがあったりします。いろいろと条件があり、カウンターだけ、とか、忙しい時間はどうとか、という制限がある場合もあるようですが、ラーメンを食べたあとに「替え玉を!」とお願いすると、半分、あるいは一人前の麺をゆでて、今食べているどんぶりに追加してくれる、というようなかたちです。
発祥と普及
福岡市中央区長浜にある「元祖長浜屋」が発祥の店とされている[1]。食べている間に麺が伸びやすく、そのために少量の麺で提供をし、「替え玉」で麺を追加していくシステムとして考案されたともいわれる。この長浜ラーメンのシステムが博多へ伝播し、後の博多ラーメンの全国進出とともに各地に広まったともされるが、全国的に見れば、細麺の博多ラーメン・長浜ラーメンを提供する店を中心としたごく一部のサービスである。そして、福岡をはじめとする九州のラーメン店、また九州以外の地域で九州ラーメンや博多ラーメンの店舗であっても、必ずしも替え玉のシステムがある訳ではない。
いろいろと調べてみると、もともとストレート麺がのびやすいので、大盛を提供する代わりに替え玉での提供…というような形が発祥であったのだそうです。長浜ラーメンの長浜って、滋賀県の長浜市じゃなくて、福岡県福岡市中央区にある「長浜」なのね…。全然知りませんで…ビックリでした。
高校生の時分というのは、ずいぶんと食べ盛りでしたから、ラーメンをおかわり、とは言わないまでも、替え玉にはけっこうお世話になりました。ラーメン2杯分よりは、かなり割安になるのがポイントです。ただし、替え玉を考えているときは、麺だけが提供されますから、トッピングを少し残しておく方が、食べやすいのかもしれません。
この「玉」はわりとよくわかります。麺を一人前ずつ、玉の形にまとめておられるので、「一玉」で呼ぶわけです。
かえだま かへ― 【替え玉】
① 本物の代わりに使うにせもの。
② 本人だと見せかけて別人を使うこと。また,その別人。「―受験」
③ ラーメンで,残ったスープに麺だけをおかわりすること。また,その際に入れる麺の玉。
辞書をみると、この替え玉、三番目に出てくる意味です。世間的には本物の代わりに使うにせもの、というものの方が替え玉としては有名なのだそうです。そうですよねえ…。
いわゆる「イミテーション」的な話でしょうか。たしかに、本物の宝石では紛失のリスクがあるときに、イミテーションのアクセサリを作って、それを身につけていく、という話もありました。そうするとこの「玉」は宝玉、というような意味だったのかもしれません。
これが一番目の意味になるのだろうと思います。
そろそろ受験のシーズンも真っ盛りですが、「替え玉受験」というのも、一時期世間を賑わせたことがありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%BF%E3%81%88%E7%8E%89%E5%8F%97%E9%A8%93
替え玉受験の実例について、も、インターネットでまとめておられるのがありました。
受験生本人の父親が女装して…なんていう話もでていましたっけ。
高校生の頃にそういう話を聞いたときには、現役の学生の方が頭が良いだろうに…と思ったものでした。
子どもの受験を見ていた時には、お父さんの気持ちも多少わかる…という思いになりました。とはいえ、入学試験というのは、今後その学校で学び続けるのに必要な学力があるかどうか、を判定する試験でもありますから、そこを他人に代わってもらってクリアしたことにしても、それはあまり意味が無いことなのだろうと思います。
替え玉以外にも入試不正は時々話題になりますが、入学後の成績を追跡すると、明らかに成績不振が続くようですし…。
最近はもっと高度な情報機器を用いた試験不正が増えているのだとか。
カンニング、ですが、まあ、昔を遡れば科挙の時代からあったようです。

科挙の時のカンニング準備。下着などに四書五経を書いて持ち込んでいたのだとか。
https://www.recordchina.co.jp/b915529-s25-c30-d0198.html より画像をお借りしました。
みなさん、考えることはおおよそ一緒、ということなのでしょうか。
入学試験もそうですが、自分自身の課題を自分自身の力で解決してゆくことが、とても大事です。ひとに解決してもらう、ということでは、自分自身の力になってゆきません。
ルール上の問題だけではなくて、解決を頼む、ということ自体が、自分自身の人生の責任を引き受けていない、ということになりますし、お願いされた側にしても、他人の課題を奪った、ということになります。
どうかくれぐれも、自分自身の力を存分に発揮できるように、常日頃から心がけて頂きたいところです。













