なんとなく不調…って?

漢方の診療をやっていると、漢方薬メーカー、大手のツムラさんに、いろいろとお世話になることが多いのですが、そんなツムラさん、漢方をもっとたくさんの方に届けたい、という思いもあってか、ここ数年「なんとなく不調に関する実態調査」というのをやっておられるのだそうです。

今回で5回目なのだとか。すごいですねえ。

調査の対象となった方が「なんとなく不調」として挙げておられるのが、「疲れ・だるさ」「目の疲れ」「頭痛」と続くのだそうです。そして「肩こり」だそうで…。

おおお。これは、まったく、わたしのクリニックに来ていただいたら良くなる症状じゃないですか!ってちょっと声がでました。

漢方の得意分野、とも言います。

もちろん、調査の中でも多少触れられていますが、やっぱり原因ないし対処法のところに「睡眠」というのがありますから、寝不足による症状の出現や、症状が出たときの対処としての睡眠時間の確保、という部分を見ると、日本人、寝不足なんだろうなあ…って遠い目をしたくなります。

できたら、やはり、しっかり7時間は睡眠時間を確保していただきたい所なのですが…どこにそんな時間があるのだろうか…って悩むことも多いですね…。

目の疲れは、近年のパソコン画面を見続ける、ということも大きいでしょうし、娯楽でディスプレイをご覧になることも多いのだろうと思います。
適宜、目の体操をしていただくなど、慢性化しない対処を心がけていただきたいものです。

目の緊張からくる頭痛のこと

頭痛の話も、産婦人科医がする話題ではないように思うのですけれど、臨床をやっていると、慢性的な頭痛をおっしゃる方も結構いらっしゃいます。話を聞いて、診ていると、…

目の体操は、院長のインスタグラムですが、こちら(https://www.instagram.com/reel/DAfb8nVivK6/)でご紹介しています。