フランス革命記念日

Wikipedia「パリ祭」より、モネによる祭りの風景

わたしは大学生の時に、第二外国語でフランス語を選択していました。

この季節、「カトーズジュリエ」と、しばしば口にします。

「カトーズ」というのが14。「ジュリエ」が7月。なので、7月14日のことをさしますが、フランスの革命記念日なんだそうです。

ところで、フランス革命ではマリー・アントワネットが、夫であるルイ16世とともに処刑されています。

マリー・アントワネットは、「パンがなければ、お菓子を食べればいいじゃない」のセリフが有名ですが、本人の発言ではなかった、というのが歴史学的な事実、のようです。

夫のルイ16世も、ギロチンにかけられるわけで…よほどの悪い独裁者だったのか…と勝手に想像していましたが、どうやら、むしろ極めて民主的な君主だったらしい、ということを最近知りました。

「むしろ優柔不断だった」という評も残っているようですが…。

そういえば…とふと、米国も7月に独立記念日だった?と思い出しました。

こちらは「7月4日」。残念ながら今年は過ぎてしまっていますが、こちらも毎年しっかりお祝いをするようです。

フランス革命は、一度民主化から、王政復古を経て、あらためての民主化に進みます。

民主化が一直線に良かった、というわけでもなかったのでしょうか。民主主義という枠組みについても、いろいろと考えるべきことがあるのかもしれません。

ちょうど日本ではまもなく参議院選挙の投票日を迎えます。

どのような政局になるのか、はわかりませんが、人々が生きやすい社会になって欲しいものだ、と思っています。