七夕の願いごと

七夕には、笹に短冊をかけて、願いごとを書くのがならわしになっています。
野口整体の野口晴哉氏は、整体協会の中で七夕の会、というのをなさっていたそうです。
ひとには、願望を実現する力があるのだ、ということを実感してもらうための機会だ、というように位置づけされていたようですが、短冊に書くときのコツがあります。
・すでに実現が決定された形で書くこと。
「どこそこに行きたい」ではなくて「どこそこに行く」と、あたかも決定した予定として書く、というのが大事なのだそうです。
・願望を明確にして書くこと
「海外旅行に行く」だけでは、実現してもとてもしんどい、つらい海外旅行になることだってあるのだとか。ちゃんと「たのしい海外旅行に行く」のように、求めている内容があるなら、そこまで明確に書くことが大事なのだそうです。
・書いたあとに忘れてしまうこと
これがいろいろと難しいかもしれません。どうやっていたのでしょうか。最近は願望実現ノートみたいなものをお持ちの方もあって、年初などに願望を書いておく、年末に確認するとずいぶんと叶っている、みたいな話をされていました。似たような話なのかもしれません。
願望が実現したかどうかを、いつ、どうやって確認するのか、わかりませんが、一回確定事項として書いて決めたなら、あとは意識より無意識の世界にお任せするのがよいのでしょうか。
他にもいろいろありそうなのですが、断言すること、具体的に想起すること、あたりは単純な工夫でなんとかなりそうです。
どうぞ皆様、よい七夕をお過ごしくださいませ。