人生がうまくいくコツ

少し前の話なのですが、SNSを眺めている時に、「しゃおり先生」という方のnoteが紹介されているのを見かけました。

「ズルいことを考えると、人生は本当にうまくいかない。」というのが、その文章でした。

しゃおり先生、いろいろな方のインタビューをして、そのプロフィールと一緒にイラストにまとめたり、というお仕事をされているそうです。拝見すると、とても素敵なイラスト…。わたしもこういうインタビュー受けてみたい…。楽しそう…。

しゃおり先生が、記事の中で「ズルいこと」とおっしゃっている、ネガティブな行動の根っこの部分を、わたしは「罪悪感」という言葉に多少間違って記憶してしまっていました。

そして、その後のある時、ふと「罪悪感から割引したり、あるいは過剰なサービスしたりしても、それはあかんのよ」という表現で、このnoteを引用したような話をしました。

しゃおり先生も、きっちりとnoteの中に書いておられるわけですけれど、自分自身を卑下する形で価格を決めたり、あるいはサービスの量を増やしたりすると、結局は自分自身を蔑ろにしている、ということになるわけです。

そして、「それは、どうにも上手くいかないのだ」ということを書いておられます。何がどうして上手くいかないのか、っていうと、やっぱり「無理しているから」なんでしょうけれど。

自分くらいは、自分自身の味方であって欲しいわけです。いちばん近い存在なのですから。

でも、往々にして、わたしたちは…つまり、わたしを含めて、ということですが、他者に対して遠慮や謙遜をしたりするわけです。

謙遜が全て、この世界から撲滅されるべきだ、なんていうことを言うつもりはありません。

が、しかし。過剰な謙遜をすることで、自分自身を傷つけていたら。
その傷は、いくら自分自身であっても、つらいもの、になります。

なんらかの理由で、罪悪感があったとして、それを謙遜という形の、自傷行為につなげてしまったのでは、ご自身がつらいですし、その相手をする方も、きっとつらいことになりそうです。お互いにつらいことにしかならない、のであれば、やっぱりそれはとても残念な出会いです。

とはいえ、独立自営しているときに、自分自身の売り出すものに値段をつける、っていうことは、やっぱり大変な作業です。

昔、とある私立大学で、非常勤講師の先生が、学生さんたちの成績評価について、特殊なことを書いておられました。その先生は「自分の点数はどのくらいだと思いますか?」ということを、学生さん自身に訊いて、そのままの点数をつける、のだそうです。

ええええ?そしたら、もう、「わたしは百点満点です!」って返事したら、100点がつけられるんですか?

そうです。でも、そういうところで、卑怯なことをすると、人生はどこかで辻褄が合うようになっているので、きっと、バチが当たるのだ、とその方は信じておられるのだそうです。

とは言っても、じゃあ適切な点数、自分ではつけられない…。ってなるのが「普通」なんですって。

じゃあどうするのか?って、友達に相談するんですって。

きっと、値段設定も、よく見てくださっているお友達に相談するのが良いんでしょうねえ。

そういうことが相談できる友達が居る、っていうのも、本当にありがたいことなのかもしれません。