住居の広さと…

SNSを見ていると、いろいろな情報が流れてきます。

先日は「住んでいる部屋が狭いと、不眠になる」という話が流れてきました。
日本語での紹介記事はこちら
もとの英語論文はこちら
通勤時間が長いと、日中の眠気や、不眠の症状が出やすい、ことに加えて、自宅の面積が狭いと不眠になりやすい、という話です。
通勤時間53分、居宅面積95平米、というのがその閾値だと書いてありますが…95平米?けっこう広くないといけないってことですか!?

居宅の面積を確保しようとすると、通勤時間が長くなる傾向があり…というあたり、都心部では仕方ないのかもしれません。
通勤時間が短い=都心に近いと家賃は高くなりますから…。

他にも「通勤時間が長いと…云々」というのも見たことがあります。
ちょっと前に見たのは「通学時間が長い(1時間以上かかる)と、(通学時間30分未満のひとに比べて)高校生の抑うつ症状が出やすくなる」だったでしょうか。

そういえば、「第二子妊娠の可能性が下がる」という報告もありました。

都市に住む夫婦の場合、夫の通勤時間が長いほど、第2子が生まれる可能性が低くなり、第1子誕生時の住まいが広いほど、第2子が生まれる可能性が高くなる――。そんな分析結果が財務省財務総合政策研究所の(2021年)6月の報告書に掲載された。

(中略)

実際、国勢調査を使って20~45歳の女性が100人以上いる東京都内の約4千地区で0~2歳児の人数を調べてみると、平日午前9時に東京駅に着くためにかかる通勤時間が10分長くなると0・04人少なくなった。また、住まいの広さとも関連する1平方メートル当たりの家賃相場が1千円下がると、0・56人増えているという。

https://www.asahi.com/articles/ASP6Q6QCLP6QULFA019.html

純粋に部屋の広さ、というよりは、家賃負担との関係ということもあるのでしょうか。
そうなると、収入の金額とか、そういう要素が大きくなるのかも知れません。

…と、そんな話を、不動産関係の方としていたのですが、げんじょう、新しいマンションは、どんどん狭小化が進んでいるのだとか。

ワンルームの物件などでは、お風呂の面積を削りはじめて、シャワーだけ、というものも増えて来ているという話でした。

万博関連の話が始まったところから、建築資材が高騰して…という話を耳にしてはいましたが、新築マンション自体が高コストになってきていること、そのコストを家賃に転嫁しても大丈夫とは言えないくらいに、店子(候補者)の所得が伸び悩んでいること、結果、ギリギリまでコストを削って、入居者数を増やそうとすると、一部屋ずつが狭くなる…ということになっているようです。

少子化をなんとかせねば…というかけ声だけは聞こえますが、ハード面の話を振り返ると、現実としてはなかなか対策が進んでいるとは言いがたい、厳しい状況が続いている、ということのようです。