春の陽気

まだそれほど温かくなったわけではありませんが、患者さんの脈には春がやってきています。

今までよりもふわっと浮いて、少し動き始めるような雰囲気。
春の陽気に誘われたような脈の方が増えて来ました。
ひとの身体というのは不思議なものです。予感があるのでしょう。

そういえば、昔、野口整体の野口晴哉氏は、ひとの身体を診ながら、台風がこんど上陸するか、しないか、を当てた、という話が残っています。
受療に来ておられる方々の身体に、どこか特徴が出てくるらしく、複数の方にそれがでていたら、「上陸する」とおっしゃっていたのだとか。
つまり予言できる野口氏がすごい、っていうところもあるのですが、その気象をひとの身体は予見している、ということもすごいわけです。

そんな雰囲気が、春の脈には出てきているように思います。

春の陽気は、しかし、花粉症なども持ち込むことになります。
こちらは野口整体では、「春をきっちりと迎えきれないと、風邪を引く」という表現をされています。
季節の変化が身体にあらわれるのだけれど、その変化が進まない時に、鼻水とか目の痒み、という症状になり、それらの症状をうまく使うことで、季節の変化を達成するのだ…という理屈のようです。

気持ちの良い季節がすぐそこまで来ているようですが、くれぐれも、浮かれすぎにはご注意ください。