院長の思い出話(インドに行ってきた…2018年)

うわー。ヒゲ伸ばして、額になにか色つけて、白い服着て…あやしいですよねえ…現地(お寺が中心になった町)では普通の格好です。
ここは、サイババが在学していた小学校(裏側は現在も使用されている小学校です)が記念碑になっていました。

サイババってご存じですか?

1990年代には日本でも一大ブーム?になったので、一部世代には有名なインドの聖者なのですけれど。
そのサイババ(2011年に逝去されていました)の生誕したところに寺院ができていて、今でもそこに(それなりに)集まっては、お祈りを捧げていたりします。https://www.prasanthinilayam.in/index.php こちら英語のサイトですが。

2018年の夏に、そんなところにふらふらと訪問したことがありました。

朝・夕にサイババの遺影に向けてみなで礼拝をして、お祈りをして、という場所だったのですが、中は撮影禁止でした。今はフェイスブックで礼拝の中継をしていたりするみたいですけれど。https://www.facebook.com/SRI.SATHYA.SAI.BABA?locale=ja_JP

どうしてそんなところに…?って話にはなるのですが、当時は過労で体調を崩してしまい、しばらく引きこもりの生活をしていたところでした。あまりグズグズしている私を見ていて、知人が「いい加減インドくらい行ってこい!」とカツをいれてくださったのでした。

まあ真に受けて一人で渡航した私も私ですが、1週間ほど、中は菜食主義の生活でしたが、インドのスパイスが効いた食事とお祈りの規則正しい生活は、当時の私にはとても良かったみたいで、なんだか、すっからかんになっていた自分の中が、少し満たされた、ような心持ちがありました。帰国してからインドカレーという看板を見ると、すごく反応するようになったのは、あの時の感動が忘れられないから…っていうことにしておきます。

ってことで(当時はスマホを持っていなかったのですが、あちらでいろいろお世話を焼いてくださった方があって、写真を撮影したものを、あとで送ってくださいました)何枚か、その時の写真です。

サイババは宗教的な指導もしていましたが、実利として教育と、医療、それから水の供給については、かなり政治的に働きかけをしておられたようで、これは、水道事業についての記念碑…?だったはずです。

瞑想の木、と呼ばれている場所です。ここでサイババが瞑想をされていたのだ、そうです。観光名所あつかいになっていて、外国人向けにサイババの絵はがきとか写真とかをぼったく…もとい、お土産価格で売ってくれる物売りが近くを出没していました。

寺院の滞在はある種の修行?らしいので、男性は白い服を着る、っていうのがルールだったりします。現地で買いに行きました。微妙に下着が透けて見えたりするんですが、その辺はおおらかな場所だったんだと思いたいです。