2026年の診療をはじめます

昨年末から、9日間にわたる診療のお休みを頂いておりました。
ずいぶんと長い休みでしたが、明日(2026年1月5日)より診療を再開いたします。
昨年は、本当にたくさんの方にご来院いただきました。2024年11月に開業してから、半年くらいはずいぶんとノンビリ…と言うと聞こえは良いのですが、ご来院くださる方も少なく、わたしも久しぶりに診療ができる嬉しさだけで、時間をかけた診療をしておりました。
おかげさまで、ご紹介や、Webサイトをご覧になって、ご来院くださる方も増えて来ました。
むしろ、最近は新規の予約が取れない…という形でご相談のお電話を頂くことが増えました。
今まで受診していただいている方も大事に診療してゆきたいですし、新しくいらっしゃる方にも対応してゆきたい…。いろいろと考えております。
一方で、昨年末に経営状況について確認したところ、なかなかお恥ずかしい話ではあるのですが、大きな赤字を抱えていることが判明しました。
これは開業する前からわかっていた…つもりではいたのですが、当院ではあまり検査らしい検査をしておりません。話をお聞きして、脈をとり、身体の様子に触れることで触診・即治療とし、その上で処方する、という流れですが、これらの問診・触診は、いずれも「再診料」の中に含まれる行為となっています。
わたしが、それなりにちゃんと診療した、と自信を持って言える人数としては、どう計算しても1日30人にはならないようです。
そのくらい、じっくり時間をかけて診療したいからこそ、開業したのですから、丁寧に、ゆっくり診療するスタイルを辞めてしまっては、なんのためのクリニック開業だったか、わからなくなります。
一方で、いわゆる診療報酬の制度の中で、医師が時間をかけて何かを行った…ということについては、ぜんぜん報酬の増加につながりません。これは以前も書いたことがありますが、「証拠」が何も残らない行為ですので、仕方ないわけです。
今後も、こうした「丁寧な診療」に対して、診療報酬制度が充実してくる可能性は低いと見ています。
つまり、診療報酬を中心とした現在の医療構造と、今後の流れに、真っ向から反対し、流れに逆行するような、時代錯誤な診療スタイルを維持するには、診療報酬以外の売り上げ…つまり、「自費」…の売り上げが必要です。
診療報酬制度の中ではいわゆる「混合診療」は原則的には禁止されており、いわゆる「自費」と「保険」との併用は認められていません。
その例外的な部分が「予約料」です。
当院では、予約料を頂いて診療をしておりますが、この予約料を頂く診療において、現在、再診については、1時間に4人の枠を設けております。
お一人あたり15分ある、という計算になりますが、実際に診療を続けていると、おひとり15分をきちんと確保すると、どんどんお待たせする時間が積み重なっていきます。
これでは、丁寧な診療が維持できない…と考えましたので、2026年は、3月から診療枠を1時間に3人(初診は1時間に2人)とさせていただきます。
その上で、予約料を、現行の2200円(税込)から3300円(税込)に値上げいたします。
受診くださる方に、ご負担の増加を強いることになりますが、クリニックにおける診療を継続してゆくには、経済的な裏付け…つまり十分な売り上げ…が必要です。
にしむらが大きな資産を持っていて、クリニックが赤字であってもそのまま継続できるとか、生活してゆくのに困らない経済基盤があるとか、あるいは、持ち家での診療なので家賃がかからなとか、そういう、経済的な優位性がひとつでもあれば良かったのでしょうけれど、残念ながら、こういった経済的な基盤を何も持ち合わせてはおりませんでした。
いきおい、受診してくださる方の負担になりますが、悪しからずご了承くださいませ。
予約枠の減少で、ますます予約が取りづらくなる…ということになりますが、今年2月からは、木曜日の診療を一部再開いたしますので、そちらをご利用頂けたら、と存じます。
なお、金曜日の診療については、予約料を頂かない診療を継続いたします。こちらも1枠10分の診療を維持いたしますので、お待たせする可能性が高いことと、診療に充てられる時間が短いということをご理解いただきますよう、お願い申し上げます。











