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漢方の診療をしていると、不眠についてお悩みの方が結構いらっしゃる、ということに気づきます。
もちろん、仕事や家庭の用事のために、そもそも睡眠時間が短い、という方に、何らかの薬で、「1時間眠ったら、8時間分眠ったようになる」みたいなことはできませんので、睡眠時間はぜひ、確保していただきたいと思います。
不眠症というのは、以前もブログで書いたりしておりますが「寝付きが悪い:入眠障害」「途中で起きる:中途覚醒」「朝早くに目が覚めて眠れなくなる:早朝覚醒」「眠っているのに、眠った感が無い:熟眠障害」の4つの症状のいずれか、あるいはそれらの組み合わせ、ということになっています。
眠れないと相談を受けると、いろいろな生活指導をするわけですが、それでも眠れない場合には、睡眠導入剤を処方されることが多いように思います。寝付きを良くする薬です。最近、わりと新しい効き方をするものが開発され、使用されるようになっています。
とはいえ、それだけで全部が解決するわけでもありませんし、睡眠導入剤に対して、なんとなく使いたくない、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
漢方薬の処方にも「不眠症」に有効とされるものがいくつかあります。また、全般的な体調を整えることで、自然と、不眠の状態が解消されるとか、あるいは、他の症状の治療をしている間に不眠が解消した、という方もいらっしゃいます。
また、頭の中に抱え続けているものを、書き出していただくことで、頭を軽くするというのも有効です。
ブログでも言及しておりますが、明日の自分に申し送りを書いていただくことでずいぶんと頭が軽くなり、眠りやすくなる、ということもあります。
眠っている間に、身体は、日中の疲れを癒やし、次の日に向けて回復しようとしています。が、頭の中に気がかりな物事とか、覚えておくこと、あるいは、寝ている間も考え続けているような問題があると、回復に割ける時間が極めて短くなります。
不眠漢方外来では、重たくなった頭を診つつ、体調を整える漢方の処方を行うことで、眠りが改善することを期待しております。
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