ブログの記事一覧です。投稿の新しい順に並べてあります。
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濁点の有無
世の中は、澄むと濁るで大違い… という戯れ歌があります。濁点がつくか、つかないかで意味がぜんぜん違ってくる、と…
メリハリのあるお喋り
先日、関係者向けの会でしたが、お呼ばれしまして、20分程度のお喋りをしました。 わりと好意的な反応を頂いたので…
漢方薬の効き方
漢方薬は穏やかに効く、って、そんなイメージをお持ちの方も結構あると思います。 江戸時代では、漢方医…というか、…
症状は警報音
診療をやっていると、しばしば、患者さんが「以前はこの薬で治ったのですが…」という言い方をされる場面に出会います…
世界と和解する
以前、出産の時の「出会い」について、ブログで書いたことがありました。 第一印象というのは、けっこう大事で、そこ…
あたまの余白
今までも何度か書いてきていますが、あたまを「いっぱい」に使っておられる方、けっこう多い印象があります。 パソコ…
共同体感覚と個人の権利(『モモ』より)
以前、ブログで「アイ・メッセージ」ということについて書きました。 その中で たとえば「(公園で、戦車のラジコン…
道路掃除夫ベッポのことば(『モモ』より)
以前、『モモ』という児童書をご紹介しました。主人公の「モモ」は、じっと耳を傾け、ひとの話を聞くことが得意です。…
人生ななころび
昨日、内輪の会でしたが、ちょっとした集まりで講演を、と依頼されたものがありました。「人生ななころび」と題して、…
頭の緊張のこと
脳、というのは、生物進化の中では、ずいぶんと最近になってできた臓器なのだろうと思います。 最近と言っても、まあ…
インターネット注意報
昔、「ハロー警報」というのがありました。今でもあるんですが、幼い頃に、ラジオでその「はろーけいほう」という言葉…
俯瞰する視点
わたしには、何人か師匠がいます。そのひとり、精神科医のお師匠さんからも、本当にいろいろな話を聞かせて頂きました…
白雲自去来
先日、クリニックの待合に、水墨画を掛けました。 富士山を描いた水墨の絵の右肩に、「白雲自去来」と書いてあります…
『美人伝心』
先日、植島啓司先生の『心コレクション』という本をご紹介しました。 2010年の刊行で、今は新刊書としては販売が…
書店が減っていく
先日、ふとSNSを見ていたら、「四条烏丸の書店が閉店」という記事が流れてきました。 えええ?四条烏丸?近くに大…
科学と倫理
日本にアドラー心理学を導入した、野田俊作氏は、かれの日記「野田俊作の補正項」の中で、しばしば「科学には(善悪の…
大数の法則
物理学というのは、とても厳密な学問で、天体の動きなんかは、もう、何年も、あるいは何千年も先の様子でさえ、計算が…
人工知能と違うこと
先日「人工知能に負けない」というブログ記事を書きました。 ヒトが、AIに負けないところは「創造性」とか「身体性…
背中を預ける
ボディートークのプログラムには、ひとりで行う動きと、複数で取り組むプログラムとがありました。背中を預ける、とい…
帰納と演繹
帰納法、というのは「あれも、これも、同じように〇〇であった、だから…」という経験的な蓄積から原理を見出す方法、…
白か黒か
わたしは、ネット小説をちょこちょこ読んでいるのですが、ネット小説の界隈で、一時期、異世界転生の物語が流行ったと…
青年と老年のあいだ(『心コレクション』から)
わたしの精神科の師匠が紹介してくださった関係で、植島啓司という宗教学者の先生を知ることになりました。 かなりの…
ことばの重さ
ボディートークの創始者、増田明氏は、声…の基になっている「息」に注目をしていました。「息はいきかた」というのが…
薬と違う処方
漢方内科の看板をかけているのに、ブログの話題に全然漢方が出てこない!って思っておられる方、ひょっとすると、けっ…